珈琲+雑貨。つくりながらシンプルになりたい。

「コーヒー絵描き sugarcacao」名義で、コーヒー柄の紙雑貨やマスキングテープを作っています。主にminne(https://minne.com/items/1759415)などの通販サイトで活動するほか、グループ展の主催やZINE製作をしています。

コーヒー柄の雑貨を作り始めた理由。と作り続ける理由。

ちょっと暗い話注意

 

 

コーヒーおたくのサラリーマンと結婚していたんです。

夫婦でテイスティングセミナーや焙煎修行に通って、ついには焙煎機を買って、

週末には野外イベントやマルシェで、自家焙煎コーヒー豆の販売をしていました。

 

 

彼から、お店のロゴやパッケージに使うためのイラストを描いてと気まぐれに何度か頼まれて、

でもそれらが実際に使われることはほとんどなくて

むなしくて。集めた資料やラフスケッチを無駄にしたくない一心で。コーヒー柄のポストカードや包装紙を作って販売してみたのがはじまりです。

 

minne.com

 

だから、「コーヒー好きが高じてコーヒーの雑貨を作りました♪」ではないんですよね

純粋にコーヒーが好きで、私の紙雑貨を買ってくれている方には申し訳なかったです。

 

 

 

いろいろあって去年の夏に離婚して、

もうコーヒーともお別れしてしまおう、コーヒー絵描きなんてやめてしまおうと、コーヒー断ちをしていたんですが。

その秋にたまたま訪れた吉祥寺で、おしゃれなコーヒースタンドを見つけてしまい

ついついふらりと入ってしまった。

店内にある焙煎機が、むかし私が使っていたのと同じで。

不思議なご縁を感じました。

 

 

jikohtei.ciao.jp

 

これは、コーヒーをやめるなっていう神様からのメッセージかもしれない。

なんて、くだらないことを。

 

 

 

 

でもやっぱり、私の中では

コーヒー=元夫

なんですよね。

 

 

コーヒーに関するものを目にし耳にすると、

どうしても結婚していた間のつらいできごとばかり、思い出してしまう。

 

もともとコーヒーが飲めなかったのに、元夫と話を合わせるために

お腹が痛くてのたうちまわるほど、飲む練習をくりかえしていたこと。

 

「黒すぐりのような酸味」だの「ピーチのような甘み」だのがコーヒーから感じ取れなくて

テイスティングセミナーに出るのがプレッシャーだったこと。

 

遠くまで焙煎修行に行くたびに電車に酔ってしまい、修行どころではなかったこと。

etc…

 

それらすべてはもう過去のことなのに、いつまでもぐるぐるぐるぐる。。。。

 

 

 

「時間が経てば、忘れられる」

というその「時間」が経つ前に、とうとう鬱っぽくなってしまいました。

 

 

心配した周りの人からよく言われました。

まだ若いんだから、新しい恋をして幸せになりなよ、と。

恋は上書き保存っていうでしょ、と。

 

 

ああそうだ、

コーヒーも上書き保存すればいいんだ。

 

 

コーヒーを通して、もっともっといろんな人やいろんな出来事にあって、

あんな暗い記憶を全部、上から塗りつぶしてしまえばいい、、、

 

コーヒー=元夫

 

じゃなくて、

 

コーヒー=●●さん、◆◆ちゃん

 

と思い浮かぶような、

●●さんや◆◆ちゃんにたくさん出会えればいい。

 

そう思いつきました。

 

 

 

 

それから今日まで1年、

コーヒーをテーマにしたグループ展を2回、やらせてもらって

個人的にも、大型イベントに出たり個展を2回やらせてもらったり。

 

 

sugarcacao.hatenablog.com

鬱っぽいのを振り切るように、あれこれ動き回ったおかげで

●●さんや◆◆ちゃんにあたる人たちに、たくさん出会えた気がしています。

 

いいこともしんどいことも、思い出はとにかくたくさんできました。

 

なので上書き保存は、だいたい完了したかなあ。

でもこれからも、上書きし続けると思います。

マイナスがやっとゼロになったところなので。これからはゼロからプラスへ。

 

 

 

 

 

通販で、イベントで、グループ展で。

私のコーヒー活動に関わってくれたみなさん、ありがとう。

こんなネガティブすぎる動機で、ごめんなさい。

 

でも、ただ単に「コーヒーがすごく好き!」みたいなきれいな理由よりも

こっちのほうが、動機としてはずっとずっと強固な気がするのですが。どうでしょうか。

 

 

 

 

私のこの行き場のないぐるぐるが、

 

何か美しいもの、善きものに昇華されて

 

私自身と、それに触れた人を癒してくれたなら

ぜんぶぜんぶ、むくわれる気がする

 

 

そんな漠然とした、でもすがるような強い願いでもって。私はこれからも「コーヒー絵描き」でいつづけようと思います。

 

来年も、コーヒーの周りでいいこといっぱいありますように!!